月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

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映画「シンシナティ・キッド」(1965)

原題:THE CINCINNATI KID


お気に入り度
☆☆☆+


なかなか雰囲気のある、いいかんじの映画ではありました。

以下、ネタバレ・ネタばれ・ネタバレ。


スティーブ・マックウィーン演じるシンシナティ・キッドこと、シンシナティのポーカーの名手が、ザ・マン(名人)と呼ばれる老練のポーカーの第一人者ランシー・ハワードに挑む。


で、結局、最後は負けてしまう、という話。

勝負の世界・ギャンブルの世界の厳しさ、恐ろしさを垣間見れるというのが、この映画の意味か。
あるいは、「負けて始めて見える真実」といったところだろうか。


この映画は、1965年のもので、当時の様子もわかって面白い。

まず、シンシナティ・キッドのブロンドの恋人クリスチャン役の、チューズディ・ウェルドが、お人形さんみたいでむちゃむちゃかわいい。しかし、この映画の後、2~3本の映画に出演した後、10年ぐらい出演がなく、1977年の「ミスター・グッドバーを探して」で復帰し、アカデミー助演女優賞にノミネートされる。

チューズティ・ウェルドが、友達のメルバ(シンシナティ・キッドの親友のカードのディーラー、シューターの情夫)と、当時のシンシナティで流行りの「トルコ風の風呂」に行くのだけど、その内容は、マッサージ付きの風呂で今で言う、エステティックサロンみたいなもののようだった。現在、日本でソープランドと呼ばれている風俗店は昔、「トルコ風呂」と呼ばれていて、トルコ人からの要望で改名された話は有名だが、元の「トルコ風呂」の語源は、このマッサージ付きの風呂のことと思われます。

もうひとつ、当時の流行りとして、鶏を戦わせる、「闘鶏」のシーンがありました。

ポーカーの試合なのだけど、掛け金に制限なしでやるのだけど、それなら金持ちの方が圧倒的に有利であり、そんな試合あるんだろうかと思った。

クライマックスのシーンは、名人とシンシナティ・キッドが4枚の札を開けていて、名人があと一枚でストレートフラッシュのダイアの4枚、シンシナティ・キッドがツーペアで、最後の一枚はどうなるか、で、手に汗握る場面なのだけど、誰もがキッドの勝利と思った瞬間、名人の開けた札がダイアのジャックでストレートフラッシュの大勝利、キッドのもう一枚はスリーカードを作り、フルハウスとなるも、ストレートフラッシュには及ばず惜敗ということになる。

皆が「勝った」と思った瞬間、負け、で、「勝つと思うな思えば負けよ」といったところだろうか。

そのときの見ている人々の目のアップと、心の中の声のシーンが、ベタだけど、鬼気迫っていて印象深い。

キッドが負けたあと、名人は「おまえはなかなかやるが、一番にはなれない」なんて言うし、さっきまですり寄ってきていた赤毛のメルバは、キッドを責めるし、満身創痍でその場を去るキッドだけど、外で待っていたクリスチャンだけは、温かく迎えてくれて、これぞまことの愛か、みたいな場面になる。


さわやかな勝負物語というより、親友のシューターが、町の有力者に脅されて、キッドが勝つような不正を強要されたり、裏社会の汚さも描かれている。キッドはその不正に途中で気づき、シューターをディーラーから外させる。


スティーブ・マックウィーンはカッコいいのだけど、結局負けてしまって、借金も背負うし、最後はクリスチャンは戻ってきたけど、なんとなく暗い終わり方で、結局なんなんだったんだろう、何が言いたいんだろうという、虚しさも残る。

それなりの雰囲気もあり、なかなか良い映画ではあるのだけど、エンディングの暗さ、虚しさがあまり好みではない。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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