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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

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映画「砲艦サンパブロ」(1966)

原題:THE SAND PEBBLES


お気に入り度
☆☆☆☆


1920年代の中国を舞台に、戦争の虚しさ、植民地問題を描いた、古典的名作映画。
ロバート・ワイズ監督、スティーブ・マックイーン主演。
映画「ガンジー」でアカデミー監督賞を受賞したリチャード・アッテンボローも出演している。


タイトルの、The Sand Pebbles は、USS San Pablo という架空のガンシップ(小型の戦闘用艦艇)の乗組員たちが、自分たちの船か、自分たち自身を、砂(Sand)、小石(Pebble)とかけて呼んでいるという設定。そのガンシップは米西戦争で、スペインから鹵獲(ろかく)したものということになっている。

なかなかの名作なのだけど、いかんせん、現代的な感覚でみると、まったりと、長すぎます。

この映画を貫くテーマは、支配する側の西洋人(アメリカ人)と、支配される側の中国人との様々な絡み。その中で、印象的な一つはアメリカ人の乗組員と中国女性のロマンス。純粋に愛し合う二人なのだけど、アメリカ人の乗組員が死んでしまう悲恋。また痩せて小さい中国人の少年が、大柄なアメリカ兵とボクシングで戦う場面。砂粒のような小さな砲艦サンパブロが、多数の小舟に取り囲まれてしまう場面。よくよく思い出すと、様々な伏線や、メタファーがところどころに。

主役の機関士(スティーブ・マックイーン)は、中国人らに同情的であり、友好的なのだけど、受け入れられず、最後には殺されてしまう。

支配する側の同情・友好は、支配される側からは受け入れられるものではなく、そんなことより祖国から出て行ってもらいたいということ。「友好」は対等の立場にたった独立国同士で成立つものということか。末端の兵士や個人では友情や愛情があっても、その前提のもとには、大きな歴史の流れ、時代の流れの中で、砂粒(Sand Pebbles)のようにしてけしとんでしまうという虚しさ。

などなど、いろいろ考えると、このタイトルとともに、なかなかの名作だと思う。

ロビン・ウィリアムズ主演の名作・最高傑作「グッドモーニング・ベトナム」(1987)とは、ストーリーが似てるというわけではないのだけど、主題が似ているかんじがして、思い出してしまいました。

スティーブ・マックイーンは、アカデミー賞とかではあまり評価されてなかったようなのだけど、最後に一発の銃声とともに殺されてしまう場面は、心に残りました。賞とはとは関係なく、名優だったと思う。


Wikipedia
allcinema



テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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