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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

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映画「パピヨン」(1974)

原題:PAPILLON


お気に入り度
☆☆☆☆☆


スティーブ・マックイーン主演の映画史に残る名作。
ダスティン・ホフマン共演、フランクリン・J・シャフナー監督。
過酷な流刑地の牢獄で生き延び最後には脱獄に成功した男の物語。
アンリ・シャリエールの実話を記した世界的ベストセラーの伝記小説を原作とする。


この映画の舞台は、南米にあるフランス領ギアナのデビルス島(ギアナデビルス島)。1852年から廃止される1946年までフランスの監獄があった。

余談だが、フランス領ギアナの首都カイエンヌは、カイエンペッパー(Wikipedia)の名前の元となっている。

カイエンペッパーはこんなの…



真ん中の赤いやつです(本館の日記)。


まず最初のシーンは、フランス本土の監獄で、流刑地へ出発する前の訓示?みたいなの。「フランスはおまえらを見捨てた」と言い切られる。それから、囚人たちが行進して流刑地へ行く船の出る港へ向かう。船の中もひどい状態なのだけど、シャワーの代わりに牢屋に集団で入れられたまま、ホースで水をかけられる。

主役がお尻の穴に現金を隠していたとか、船を降りるときも、病院に逃げたい別の囚人がわざと自分の足を傷つけるとか、「極限状態」な場面や話が続き、それがだんだんとエスカレートしていく。

脱走に失敗した主人公が独房に入れられてしまうのだけど、その期間も2年とか、2回目だと5年だとか、おそろしい。さらに、船の上で知り合った別の囚人ドガ(ダスティン・ホフマン)の計らいで、こっそりココナツが差し入れられていたことがばれてしまい、誰からもらってるのか名前を言うまで食事を半分にさせられてしまうのだけど、そのときに牢獄に入ってきた虫やムカデ?も食べて生き延びる。


印象的なシーンの一つは、主役が脱獄して逃走するところで、ハンセン病患者の集落を通り、助けを請う場面。主役が話をする集落のリーダー的な人物の顔にはハンセン病の痕があり、ひどい状態なのだけど、子供のころに見て、恐ろしかったことを今でも覚えています。で、リーダー的な人物が、自分の加えていた葉巻を主役に差し出して吸えというのだけど、主役をそれをおそるおそる口にくわえ、リーダーから「ハンセン病はうつらないことを知っていたのか」と言われることになるのだけど、何年か前に見たときの字幕では「乾性のハンセン病はうつらない」という台詞だったと思うのだけど、最近見たときには、別の台詞(「完治したハンセン病はうつらない」だったか、「唾液からはうつらない」だったか、「口からはうつらない」だったか)になっていました。

で、そのことによって結局助けてもらうことができ、ボートで脱出するのに成功するわけだけど、その後、修道院に助けを求めるも、通報されてまた過酷な牢獄に逆戻りしてしまいます。この場面も、修道院なんていったら慈悲深いのかと思いきや、そこの修道院長のシスターがやたら冷酷で、そういうものなのか・・・ということで印象的です。

ちなみに、ハンセン病についてはこちら⇒Wikipedia


最近見て、あらたに印象に残ると思ったのは、独房で食事を半分に減らされて死にかけているときに、主役が見る夢の中で、砂漠の真ん中で、「おまえの罪は殺人罪ではなく、人生を無駄にしてきたことだ。」と、主役が裁判官のような、神?のような人に言われる場面。主役は元々は無実の罪で流刑にされているという設定なのだけど、そんなふうに言われて、「自分は有罪だ」と、夢の中で納得してしまう。


デビルズ島は、歴史上有名なドレフュス事件の被疑者アルフレド・ドレフュス氏が流刑されたのだけど、映画の中でも、主役が岸壁の上の岩に座っていると、誰かから、「それはドレフュス大尉の椅子だ」と言われる場面があります。

ドレフュス事件についてはこちら⇒Wikipedia


フランクリン・J・シャフナーは、「パットン・大戦車軍団」で、アカデミー監督賞受賞。アカデミー名誉賞を受賞した「猿の惑星」を監督。ダスティン・ホフマンは、「クレイマー、クレイマー」と「レインマン」で2度のアカデミー主演男優賞を受賞。

この映画は、アカデミー作曲賞にノミネートされているのみで、意外ですが、主演しているスティーブ・マックイーンの演技も、ダスティン・ホフマンの助演も、まさしくアカデミー賞ものの名演技で素晴らしい。


Wikipedia



テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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