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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

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映画「リリィ、はちみつ色の秘密」(2008)

原題: THE SECRET LIFE OF BEES


お気に入り度
☆☆☆☆++


アメリカ南部、1960年代の人種差別問題にも絡めながら、トラウマを抱えた白人の少女が成長し、また、黒人女性の母性によって救われるまでを描く物語。

ダコタ・ファニングがかわいい。


リリィは幼いころに、銃の暴発により誤って母親を殺してしまった過去をもつ。乱暴で思いやりのない父親と暮らすが、使用人の黒人女性が白人に暴力を振るわれたことをきっかけに、父親を捨てて家を出る。病院で拘束されているところを救い出した使用人の黒人女性とともに、亡くなった母親のことを調べようと立ち寄った町で、裕福な黒人の三人姉妹の養蜂家の家に住み込んで働くことになる。その家の女主人は、実はリリィの母親を乳母として育てていた過去をもつ。リリィは町のお店で見た蜂蜜の瓶から、母親と養蜂家になんらかの関係があることを知り、養蜂家の家に助けを求めに行ったのだ。

住み込みで働き、養蜂を学んでいるうち、リリィは黒人の若者と仲良くなる。あるとき、その若者と町で一緒に映画を見るが、そのと中で、白人女性と黒人男性が一緒にいることに激怒した白人の男たちに黒人の若者をつれて行かれてしまう。若者が行方不明になり、一晩を明かす間、そのことにショックを受けた三人姉妹の一人、メイは、自殺してしまう。黒人の若者は無事戻ってくるが、自分がいることによって周りの人々を不幸にしてしまったことにショックを受けたリリィは、養蜂家の家を出ようとする。

養蜂家の女主人は、リリィの母親のことを知り、亡くなる直前の様子をリリィに話して聞かせる。リリィは家を出ることは思いとどまるが、母親が自分を捨てて、養蜂家の家に逃げたことを知るリリィは、依然として、自分は誰にも愛されない人間なのだと思う。

いつか、リリィも、母親を殺してしまった自分のことを許すことができるようになるが、そんなある日、父親がリリィを連れ戻しにやってくる。養蜂家の姉妹と元使用人の黒人女性に守られ、父親は追い返される。女主人はリリィがその家に住み続けてほしいのだと、父親に宣言する。

逃げるように立ち去る父親に、リリィはずっと知りたかったことを聞く。父親はリリィに、母親はリリィを捨てて逃げ、リリィが母親を誤って殺してしまった日も、母親は荷物を取りに家にもどってきただけなのだと言ってきた。しかし、父親は最後に真実を告げる。その日、母親はリリィを連れに戻ってきたのだ。父親が立ち去るとき、リリィは自分には、三人の母がいるのだと気付く。養蜂家の姉妹と元使用人の黒人女性である。

養蜂家の家で、穏やかに生活するリリィの姿のシーンで、映画は幕を閉じる。


というストーリーなのだけど、ダコタ・ファニングが、なんとも、華奢でかわいい。トラウマを抱えているという設定が切なく、それがまた保護心をくすぐる。この映画は、黒人が全て善人ばかりで、白人が悪いやつが多い設定なのだけど、黒人の登場人物の描写が美しく、まさに、ブラック・イズ・ビューティフルといったかんじ。

タイトルにもなっている、蜂や蜂蜜の描写がまた印象的。沢山並んだ蜂蜜の瓶に朝日が差し込むところ、黒人の若者の指についた蜂蜜を舐めるダコタ・ファニングのシーン、母親に怒りを覚えて蜂蜜の瓶を壁に投げつけて割るシーンなど。

社会派的な側面としては、1960年代の公民権運動の時代の、アメリカの人種差別も描かれている。

総じて、描写や映像が美しい。


いろいろ、スクリプトも良かったのだけど、例えば、黒人の若者とリリィが出会った場面でのやりとり、

Zach Taylor: Miss August told me about you being here helping out. She didn't mention anything about you being white.
Lily Owens: Maybe she didn't notice.

なども良い。


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テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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