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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ジュノーと孔雀」(1929)

原題:JUNO AND THE PAYCOCK/THE SHAME OF MARY BOYLE


お気に入り度
☆☆++


ヒッチコックによる社会派舞台劇の映画化。



1920年代、アイルランドの内戦を背景にした、悲劇。

最初はコメディのノリで始まり、親戚からの多額の遺産が入るという知らせを受けるのだが、実はその遺書はいんちきで、遺産は入らず、それをあてに借金したものの取り立てで家財道具を一切取られ、家の中は空っぽ。娘は妊娠するも相手は逃げて行方不明、最後には息子を殺されてしまい、母親の嘆きで終わるというストーリー。

ジュノーはその母親の中年女性、「孔雀」はその旦那で、足が痛いということを口実に働かない「孔雀」の意味。

演出上はいろいろあり、まあヒッチコックらしくはあるのだけど、ストーリー的には、全く救いのない悲劇で、見ていて面白いと思えない。元になった舞台劇は当時成功したらしいが、現代的には、どうなのか。

息子はアイルランドの紛争でアイルランドのために片腕を失ったという設定。娘は美人だが、遺産が入るという知らせによって、地味な相手でなく、金目当ての派手な相手にひっかかり、妊娠させられてしまう。婚前に妊娠してしまったら最後、傷物という認識は、当事らしい。

まさしく踏んだりけったり。他人の金を当てにせず、身の丈にあった暮らしをして、地道に働くべしという、教訓がこの映画の目的だろうか。

アイルランド紛争は常に背景にあるも、映画のストーリーそのものに重要な役割を演じているようではない。



Wikipedia
allcinema



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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