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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ブリット」(1968)

原題: BULLIT


お気に入り度
☆☆☆


渋めの刑事ドラマ。スティーブ・マックウィーン主演、ピーター・イェーツ監督。


刑事のブリットは、気取った上院議員から、証人ロスの警護を頼まれるも、同僚を銃撃され・・・。しかし、その証人はオトリで、本物の証人は生きていて・・・。

正直、途中から早回しにしつつ、よそ見しながら観賞したので、ストーリーがあまり頭に入らなかったけど、気にするほどの面白いストーリーでもなかったと思う。たいして面白くないカラクリと、あんまり社会や人類にとって重要でもなさそうな案件。一応、謎の「組織」が大きな悪として出てくるのだけど、そんなとってつけたような設定されても、興味をそそらない。

しかし、最後のあたりの、パンナムの旅客機を絡めての夜の空港での追走シーンは印象的。今は無き、パンナムだけど、空色の線と丸いマークは、カッコいい。

そして、追走シーンの最後はブリットが同僚銃撃の責任のある殺人犯のロスをバンバンと射殺というオチ。

途中、ニコリともしない、主役の刑事役のスティーブ・マックウィーンが、渋さ全開。渋いだけでなくて、超美人のジャクリーン・ビセットが、主役の恋人役で、それなりの色気も付加して、男性のモテモテ欲望を満足させている。ニヒルな刑事に対しての気持ちのすれ違いも含めて、恋愛のシリアスさも演出。

ニヒルでカッコいい、権力にも媚びない、色男の刑事が銃でバンバン、サンフランシスコの坂道をタイヤを鳴らしながらのカーチェイス、美人でスレンダーなジャクリーン・ビセットがシリアスな恋人。

というわけで、まあ、あんまり深くない作りだけど、全体に渋く、無機質な、それなりの雰囲気を出すことには成功している。シーンによっては、バックグラウンドミュージックをわざと入れないようなところが、よかったかもしれない。


allcinema



追記(2012/12/26):
BSでまた見てしまった。早回し必要なかんじは同様。よそ見しながら見てたのも同様。感想も同様。

ただ、前にも思ってて書き忘れたことがあった。それはファクシミリを使うシーンが印象的だったこと。

昔ながらの受話器の大きな電話を、カップラーに設置して、シカゴからサンフランシスコにファクスで、ある人物の顔写真を送る。それはある事件の目撃証人のオトリとなって警護を受けていて射殺されてしまった犠牲者だった。
このことから、真犯人は目撃証人であり、オトリを金で雇って殺させたことが判明。逮捕へとつながる。

カップラーというのは、今からみると原始時代の石器みたいなものかもしれないけど、あの昔の大きな受話器を二つの受け皿に乗せて、音声信号として送られてきたデジタルデータを、受信する装置。

この映画が作られたのが、1968年ごろだから、当時はおそらく最新式のシステムだったのだろう。

なんともレトロで貴重なシーンだと思う。


テーマ:刑事映画 - ジャンル:映画

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