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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「あの日の指輪を待つきみへ」(2007)

原題:CLOSING THE RING


お気に入り度
☆☆☆+


シャーリー・マクレーン主演。
リチャード・アッテンボロー監督。

以下、ネタばれ。


夫を失った老女が、50年前に戦死した恋人のことを思い出して、憂鬱な場面が長く続き、最終的には、その恋人が亡くなる間際に彼女に残した言葉"Make her own choice"(字幕:自由に生きろ)に触れて、やっと気分が晴れ晴れして、自由な気分になったというお話。

50年間も、その恋人が自分が戦死したときに代わりになれと言い残した友人と結婚生活を送り、娘までいた。その結婚生活の中で、戦死した恋人のことを始終忘れずにいた。娘もあんまり愛してなかった、という状況設定。

しかし、そんなことあるんだろうかと、なんだか腑に落ちないし、主人公に共感も覚えないし、ともかく長い映画の大部分が、いくら昔美人だったシャーリー・マクレーンとはいい、老女の憂鬱な姿の描写に費やされるのが、見ていて、つまらない。

で、その恋人の親友は二人いたが、夫となったひとりは亡くなり、もう一人の老紳士と、主人公の老女が最後は、なんだかいい感じになってエンディングということなんだけど。。。

いや、そんなやついるか?片思いで、50年間も女性を思っていて、その女性が、老女になってもってのは。それに、女々しくて見てらんない。

そして、全体に、本筋と全然関係のない、アイルランドのテロや、IRAの活動なんかを織り交ぜてるのだけど、そうする必要があるのだろうか?この話の本筋に。焦点がぼける感じもするけど。

つまり、その恋人はアイルランドのベルファストの空軍基地の飛行機事故で戦死したという設定なのだけど、それで死に際の言葉を聞き、指輪を託されたアイルランド人が、当時少年だったわけなのだけど、指輪を託されたときに、飛行機が爆発して指輪を受け取れなかったのを、50年間も、それを気にやんでて、指輪を探していたのだけど、それも腑に落ちない。そんなに気に病むのであれば、名前は聞いてるのだから、探せたし、50年間も探し続けるのは、長すぎで現実味がない。

あと、老女になったシャーリー・マクレーンと、若いころのヒロインと、まるで別人ってのは、どうなんですかね。もう少し、似た傾向の顔の女優を選んだほうが良くはないですかね。


とはいうものの、まあまあ、いろんな謎が解けていくところとか、面白い部分もあったから、まあトータルでは、お気に入り度☆3ぐらいとしておこう。


Yahoo映画






追記(2013/11/2):
3年後ぐらいにまた見てみたのだけど、お気に入り度は☆☆☆で、前とほぼ変わらず。
昔の感想を読み返してみて、ほぼ同じこと思ってたことがわかった。

基本恋愛映画で、老いらくの恋ということなのだと思う。
それはそれで良いと思うのだけど、50年間も思い続けててってのはどうなのか。
ふられたんなら、ぱっと頭を切り替えれば良いものを。
いったん切り替えて、後で思い出すってのなら、リアリティはあるが、ずっとてのはどうなのか。
21歳で恋人に死なれたヒロイン、エセル・アン(若い時ミーシャ・バートン、老女の時はシャーリー・マクレーン)が、ふっきれないのはわかるが、50年間も壁の後ろに思い出の写真を飾っててそのままってのは、ちょっとやりすぎなのでは。
で、エンディングの場面では吹っ切れるというのだけど、そのきっかけが恋人の死の間際の伝言、Make her own choice. ということなのだけど、それを伝えるのに50年間てのは、リアリティあるのか?

シャーリー・マクレーンは、年取っても良い女優で、なかなか良い演技をしていた。

最後は、まあまあハッピーエンドでよかったけど、テロで亡くなった兵士は気の毒だった。

いろいろ印象に残る場面もあった。

シャーリー・マクレーンが、亡き夫のことを語るのに、He was a fine man. というのが、複雑な感情がこもってた。
親友3人のうち、最後に生き残ったジャックが、最初に亡くなったテディのことを、He was a greatest guy when he was alive. But once dead,.... というのも、印象深い。

指輪を見つけ出した少年がアメリカにやってきて、今度はエセル・アンがベルファーストにやってくるのだけど、近所で爆弾テロが起きてしまう。自暴自棄になったエセル・アンが、2度目の爆発が起きそうなのに、テロでなくなった兵士のそばに行き手を握ったまま動かないという場面で、当時指輪を託され50年間も山を掘り続けていた老人が説得に行き、そのシーンで、テディの言葉を伝える。

なんとなくとってつけたような、無理に作ったようなシーンなのだけど、印象には残る。

あらためて見たときのお気に入り度も☆3ぐらい。





テーマ:恋愛映画・ロマンティックコメディ - ジャンル:映画

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