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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ゲットスマート」(2008)

原題:GET SMART


お気に入り度
☆☆☆☆++


スティーブ・カレル、アン・ハサウェイ主演のスパイ物のコメディ。

よくある、主役のスパイが、いろいろずっこけて、笑わせてくれるスパイ物のコメディだけど、その中でも、この映画はよくできているし、面白いと思った。ストーリーも、一応は整合性のあるストーリーとなっているのが、従来のスパイ物のコメディと異なり、その意味でのフラストレーションもない。


スティーブ・カレルはあまり有名な俳優ではないが、「40歳の童貞男」の主演。
アン・ハサウェイは、「プラダを着た悪魔」や、「プリティ・プリンセス」ですでに有名。

監督はピーター・シーガル。最近では、「ロンゲストヤード」のリメイク(2005)で監督をしている。
「裸の銃(ガン)を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱」(1994)の監督でもある。

話はそれるが、裸の銃シリーズは、私のお気に入り。このパート3もタイトルだけで笑える。
原題は、naked gun Part 3 1/3 - final insult なのだけど、ファイナル・インサルトっていうのが、なんか一瞬シリアスな刑事ドラマっぽい響きだけど、ちょっと考えると、あほらしくて笑える。

で、話を戻すと、この映画の主役のマックス・スマートは、ずっこけではあるけど、馬鹿ではなくて、優秀な分析官。つまりインテリタイプ。エージェントへの昇任試験に合格するも、分析官として優秀だからという上司の判断で、昇任は見送られてしまう。そんなとき、スパイ組織「コントロール」の本部が襲われ、スパイのリストが盗まれてしまう。そして悪の組織「カオス」が核兵器を生産しているという情報が入る。実働できるスパイが、整形手術により姿の変わったエージェント99しかいない。そのパートナーとして、やはり敵に顔の知られていないマックス・スマートがエージェント86として昇任することになる。

二人のスパイは、ロシアに飛び、敵のアジトに忍び込み、核兵器工場を爆破し、凱旋するが、後に乗り込んだエージェント23から、爆破されたのは、ただのパン工場だという報告が入る。裏切りと誤解され、囚われるマックス・スマートだが、そんなとき、アメリカはカオスから核兵器を使ったテロの脅迫を受ける。

最後には、マックス・スマートは拘禁室から脱出し、上司の誤解をとき、裏切り者の86をやっつけ、核テロを未然に防ぎ、99と結ばれるというストーリー。


コメディに溢れているこの映画だけど、一番の見所は本格的なスタント。

たとえば、パラシュートを付けずに落下する人間を、あとからパラシュートを付けた人間が追って落下し救うというスタントは、他の映画でもあるが、この映画にも出てくる。一番最初に見たのはどの映画だったかタイトルを忘れてしまったが、アーノルド・シュワルツネッガーのスパイ映画だったか?最初に見たときの新鮮さはもうないものの、パロディにもなっていて面白かった。

この映画の場合、最初に落ちるのが、ずっこけなスマートで、後からアン・ハサウェイの99が追うのだけど、その経緯が笑える。さらに、それを追う、敵のスパイが、007シリーズに出てきた「ジョーズ」という悪役さながらで、これもよくできたパロディで笑える。敵をやっつけるのも、ハサウェイのキスでというのも、あほらしくて笑えた。「スヌーピー」の四コマ漫画のシリーズを思い出した。

他にも、シリアスなスパイ映画と同じクオリティのスタントがいくつか出てきて、それだけでもかなり楽しめた。どこかでみたようなスタントで、パロディになっているのも面白い。敵との格闘シーンもあるのだけど、それもかなりクオリティが高く、とくに、代役のスタントだと思うのだけど、アン・ハサウェイの戦いぶりが、かなりかっこよく、きれいにできていた。回し蹴りの場面だけ、なんどか巻き戻して見た。

スマートと「ジョーズ」みたいな敵の手下との戦いでは、分析官として盗聴していた知識を生かし、人生相談みたいな言葉で、相手を懐柔してしまうという、「新しい戦い方」をみせてくれた(笑)


第二の見所は、アン・ハサウェイが演じるエージェント。どちらかというと、お嬢様タイプや、弱い感じの主人公の役が多いような印象のハサウェイだけど、この映画では、強力なスパイを演じていて、意外性があり面白い。ジュリア・ロバーツのような大きな目と口はスクリーンでは見栄えがするし、スマートと丁々発矢の台詞ともあいまって、お茶目に見え、コメディにも良かった。

第三の見所は、テレビドラマ「ヒーロー」のナカムラ・ヒロ役でもあるマシ・オカの演じるブルースと、相棒のロイドの活躍。スパイ組織「コントロール」の兵器開発部門の技術者という設定で、007で言えば、Qに相当する。奇妙な新兵器や、ずっこけぶりは、お決まりといえばお決まりだが、面白かった。


この映画の場合、英語の台詞がある程度わからないと、邦訳の駄洒落があまり面白くないし、スマートとハサウェイの子供じみてて調子の良いやり取りが理解できないと面白さが半減すると思う。



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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