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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ロンリーハート」(2006)

原題: LONELY HEARTS


お気に入り度
☆☆☆☆


ジョン・トラボルタ主演の、刑事ドラマ/サイコ犯罪バイオレンス。
妻を自殺で失い心に傷を負う刑事が、殺人犯のカップルを追う。

ジョン・トラボルタはもともと良い役者だが、この映画ではさらに磨きがかかっている。
抑制された、それでいて深みのある感情表現で、渋い役どころを確実にこなしている。

「ロンリーハート」=孤独な女性を狙う詐欺師レイは、同じ手口で次々と女性を餌食にしていたが、あるときサイコな女マーサを、詐欺の網にひっかけてしまう。なぜか惹かれ合う二人は、それ以後、兄と妹として、ロンリーハート狙いの詐欺を続けるが、ついにある女性を自殺に追い込んでしまう。殺人課の刑事だが、この詐欺師に危険なものを感じたエルマー・ロビンソン(ジョン・トラボルタ)は、二人を追っていく。

詐欺師の二人は、殺人へと犯罪をエスカレートさせ、罪もない人々をつまらない理由で次々と殺していく。最後には、幼い女児までも、その毒牙にかける。

ロビンソンは、詐欺の事件で残した写真と、交通違反の記録とそのときの巡査の記憶から、犯人の私書箱をつきとめ、電気代の請求書から住居を見つける。住居には殺人の痕跡があり、ロビンソンは自分の勘が正しかったことを知る。犯人は住居を引き払った後で、捜査は難航する。そんなとき、人里離れた平和な農業地帯での警官殺人の報告が入る。私書箱にあった手紙の住所から、犯人との関連を察知したロビンソンは、その住所に駆けつけるが、母子は殺された後だった。

最後には、犯人の死刑のシーンがあり、死刑場から去っていくロビンソンの後姿、そしてボートの上のロビンソンとその息子、ロビンソンのガールフレンドの穏やかな場面で終わる。


一見まともだが、内実は極めて危険で冷徹なサイコ女マーサは、レバノン系メキシコ人という、サルマ・ハエックが演じている。ピアース・ブロスナン主演のB級映画「ダイアモンド・イン・パラダイス」のヒロイン。

マーサに翻弄されつつ、自己の中のサイコを目覚めさせ殺人鬼と化してしまった、ケチな詐欺師のやさ男レイは、ジャレッド・レトーが演じている。


端役だが、犯人逮捕につながる情報を提供する巡査を、テレビドラマ「名探偵モンク」のランドール・ディッシャー警部補役のジェイソン・グレイ=スタンフォードが演じている。


ストーリー上、謎解きやミステリーがないのが、少し物足りないが、犯人たちの恐ろしいまでの冷徹さとサイコぶり、それを淡々と追う刑事の渋さが印象に残る映画だった。



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テーマ:刑事映画 - ジャンル:映画

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