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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ゴッドファーザーPARTIII」(1990)

原題:THE GODFATHER: PART III
(MARIO PUZO'S THE GODFATHER: PART III)


おなじみの名作、ゴッドファーザーの完結編です。

あまりにも偉大な PART I、PART II に比べて、いまひとつという評判が定着していますが、これはこれでなかなかよいところもあると思います。

お気に入り度
☆☆☆☆


やっぱり一番感動するのは、最後の劇場の前の階段でのシーン。
うるうるです。。

やっぱりアル・パチーノは、やるときゃやる。。

さらに、カヴァレリア・ルスティカーナは、名曲です。


で、ファミリーの新しいヒーローは、アンディ・ガルシア演じるビンセントなのだけど、かなり魅力的ではあるし、しっかり演じてはいるのだけど、マーロン・ブランド、ロバート・デニーロ、アル・パチーノに比べて、やはり迫力や存在感は見劣りする。彼を主役にして、PART IV 以降の続編ができるかを考えると、もしかりに作ったとしても、かなり線の細い作品になりそう。

アンディ・ガルシアがわるいわけではないけど、首が細くて、大きくてハンサムな丸顔、優しそうな眼、高い位置にある腰が、やはりナンバー2以下のイメージなのだと思う。

それでは、1990年の時点で、他にもっと良いイタリア系の若手がいたかというと、なかなか難しい。フランシス・フォード・コッポラの甥っ子の、ニコラス・ケイジだろうか? 良い俳優だし、うまい具合に歪んではいるけど、ちょっと「路線が違う」かんじもする。

たぶん、すごい新人を発掘するチャンスだったのかも。コッポラの借金を返済するためだったとか、いろんな噂はあるけど、拙速だったのかもしれない。

ヒロインの、ソフィア・コッポラは、コッポラの愛娘で大抜擢で、さすがに血は争えない熱演だったと思うのだけど、女優としては、これが殆ど唯一ぐらいの大作の主演であったことから、おのずから、彼女が「美女」を演じることの限界が理解できると思う。監督作品の「ロスト・イン・トランスレーション」(日記)は、個人的には名作だと思う。

ヒロインもヒーローと同様、それでは代わりに誰がよかったのかと考えると、それも難しい。

元々はウィノナ・ライダーということだったらしいけど、私はあの女優さんは、神経質っぽくて今ひとつ好きではない。一部の天才にありがちな精神的な問題を抱えているかのようで、実生活でもよく問題起こすようだけど、演技にも性格が出るのかもしれないですね。結局何を演じても自己顕示欲が表に出るかんじで、メアリー・コルレオーネのイメージにはならない。ウィノナ・ライダーなら、ソフィア・コッポラのほうがよかったと思う。

コニーのタリア・シャイアは、コルレオーネファミリーの血筋が、年取ってから表出してきたような、頼りがいのあるキャラクターに代わってて、これはよかったと思う。

ケイ・アダムス役の、ダイアン・キートンは、単なるつまらない、偉そうで皮肉屋のおばさんになってて、なんだかなー、スクリーンで見る価値はない役どころ+女優だった。なんの面白みもなかった。
ケイ・アダムスは、PART II でも、マイケルの子供を堕胎しておきながら、生んでしまった兄妹には、こっそり会いにくるという、支離滅裂なバカ女でしかなかったのに、なんで PART III では、あんな偉そうなんだろう。


マイケル・コルレオーネのアル・パチーノは、もちろん、さすが名優なのだけど、演出としては、あんなに、家庭的かつ丸くなっちゃったマイケルは、PART I、II のファンとしては、見たくなかったというのはある。年取るとあんなふうに、丸くなっちゃうんだーみたいな。

年取ったから、ケイ・アダムスと和解するなんてのは、PART I、II で描かれているマイケルとは、キャラが違いすぎる…。ケイ・アダムスはマイケルの子供を堕胎した、かなりの裏切り者だし、マイケルをずっと愛していたなんて、嘘っぽすぎる。脚本はコッポラと、ニコラス・ケイジだけど、誰のアイディアなのか。。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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