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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「アルジャーノンに花束を」(公開時「まごころを君に」)(1968)

原題:CHARLY


公開時の邦題は「まごころを君に」で、最近のビデオのタイトルはダニエル・キイスの原作小説("Flowers for Algernon")と同じく「アルジャーノンに花束を」。

主役のチャーリーを演じるクリフ・ロバートソンがこの映画で1968年のアカデミー主演男優賞を受賞している。

しかしながら、映画のつくりはかなり1970年前後という時代を感じさせるもので、見ているほうが恥ずかしくなる演出も。例えば主役が女性に振られてやけっぱちになる様子を描く場面で、バイクに乗って暴走族みたいになったり、ディスコに行って踊りまくるなどは、それ自体安直過ぎるし、しかもその描き方が、一つの画面の中に窓をいくつも開いて交錯させたりなど。確かに短時間に状況が伝わるし、気分もわかるけど、あまりにも安易すぎる。当時はこれが最新の効果的な演出だったのだと思われ、これは「時代の罪」といえます。ベルボトムのジーンズのようなもの。

主役のかなり頑張っている演技や、製作者の意図した問題提起や主張の真剣さに比べて、この「時代の罪」というべき「当時最新の演出」はあまりにも陳腐に見えるのが、この映画をどうしても☆4つ以上には出来ない理由。

アカデミー賞を受賞したクリフ・ロバートソンの演技も、知的障害者の演技としては、その性格描写には成功しているのだが、リアリティの点では十分ではないと思われる。この映画にも現実の知的障害者がエキストラ出演していて、その人たちの様子と比べると違いがわかる。しかし、アカデミー賞にふさわしい良い演技であったこともまた事実と思う。


ストーリーは知的障害者に手術をしたら天才になるという一種のSF。



最近になってリメイクもある。


お気に入り度
☆☆☆+


allcinema



小説はこちら…





テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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