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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「敬愛なるベートーヴェン」(2006)

原題:COPYING BEETHOVEN

お気に入り度
☆☆


ちょっと時間損したかもという感想。


せっかく、エド・ハリスという名優を使っているのに、うっとおしく動かすカメラワークで、感情表現をしようとしているのが残念。

大活躍する主役の写譜師アンナ・ホルツは架空の人物。

ベートーヴェン演じるエド・ハリスも、アンナ・ホルツ演じるダイアン・クルーガーも、指揮する場面や、ピアノの場面で、ぎこちなくてリアリティがなくなっている。難しいのは理解できるが、他の音楽映画でもっと成功しているのを見ると不可能ではないはず。

内容は全く荒唐無稽。

意図的に女性写譜師を大活躍させるわけだが、一つの結論を強引に導こうとしているようで不快。
そう思っていたら、案の定女性監督だったようだ。

第九の初演の指揮は実は、アンナが影で指揮をしているのを、ベートーヴェンが真似ているという内容なのだが、そんなことは実行不可能で、荒唐無稽にもほどがある。

そのことも含め、ベートーヴェンの人物描写もここまでくると、実在した人物を侮辱していることになりはしないだろうか。作者は描写している人物が、実在していたということを忘れているかのようだ。自由に描きたいのなら、実在した人物の名前を使わずに、架空の人物を作ればよいのでは?

映画の流れは間延びしていて、結局何がいいたいのかわからない場面が延々と続く。
そして、それが最後まで続く。


日本語字幕にも疑問がある。アンナがベートーヴェンに、I was just wondering that you can't force someone to be an artist. という場面があるのだけど、この字幕が、「芸術を押し付けている」になっていて、意味がまるで違っていた。翻訳者はなぜ必要の無いところで、意味を変えて訳してしまうのだろう。必要がないのに。



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