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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ビッグ・ウェンズデー」(1978)

原題:BIG WEDNESDAY/SUMMER OF INNOCENCE


お気に入り度
☆☆☆


有名な映画で、いわゆるアメリカの青春映画なのだけど、1970年代のスタンダードナンバーが沢山出てくることと、最後の「ビッグ・ウェンズデー」の大波に乗る場面以外は、大して面白いところもない。ストーリーといえるものも、あまりなく、主役の波乗り名人のマットが、ビッグ・ウェンズデーを最後に、若者に後を譲り引退するということと、主役たち3人の友情の変遷を描いていることぐらい。

最後のビッグ・ウェンズデーにいたるまでの展開が、小さいエピソードの積み重ねで、間延びしていて、倍速モードで見たが、それでもまだいらいらするぐらい。たとえば、主人公が最後のボードをもらい、暗闇の中を歩き去って家にもどる場面があるのだが、倍速にしても長すぎた。小さいエピソードの中には、ただ酒場でけんか売ってる場面とか、脇役の結婚式とか、本筋にあまり関係のないものも多いので、余計いらいらする。

徴兵逃れの場面は、その時代の流行の「反戦」を織り交ぜて、人気取りなのかといううがった見方もできてしまう。

所詮は波乗りの話なので、一生懸命に「伝説のマット・ジョンソン」を演出していても、小さい内輪うけねたにしか思われず、大きな波も来ないし、波乗りもしょぼい日本人から見ると、今ひとつぴんとこない。


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映画「薔薇の素顔 ディレクターズ・カット版」(1994)

原題:COLOR OF NIGHT


お気に入り度
☆☆☆☆++


ブルース・ウィリス主演のサスペンス。全体の雰囲気もよくて面白かった。俳優陣の演技力も申し分ないと思った。役のほとんどが、精神的に危ないかんじ人ばかりという、ちょっとかわった話なのだけど、それぞれその危うさをうまく演じている。

ヒロインのローズ役のジェーン・マーチが、すんごい可愛くてきれいで、すばらしく魅力的だった。セックスシーンもすごくエロティックだった。なぞの女を、すばらしい雰囲気で演じている。お気に入り度の☆1個分以上は、ジェーン・マーチのおかげだと思う。

リチャード・ラッシュ監督は、この作品で、ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)を受賞している。「スタントマン」では、アカデミー監督賞にノミネートされたが、あまり有名な監督ではない。

そのリチャード・ラッシュ監督の趣味か、そこかしこに、ヒチコックの「めまい」へのオマージュが感じられる。

「めまい」では、元刑事が犯人が高いところから落ちるのを見て高所恐怖症になるが、この映画では精神科医のキャパ(ブルース・ウィリス)が、患者が高いところにある診察室から、診察中に身投げして、地面で血が流れるのを見て、赤い色がわからない色覚異常になる。

なぞの女が登場するところも似ているが、最後には高い塔の上に登るところ、高所恐怖症もしくは色覚異常が治るところも似ている。

「めまい」では、犯人の女性は塔から落ちて死んでしまうが、この映画では助かる。助かるときに、引き上げる場面は、ヒチコックの「北北西に進路を取れ」に似ている。

音楽の使い方も効果的で、そこも「めまい」に似ている。


少しどうかなと思うのは、最後に塔の上から落ちるとき、ヒロインはバクテンし、ヒーローも落ち、腕をつかんでギリギリ助かる場面があるのだけど、そこまで「ギリギリ」にするのは必要かなと思う。まるで、サーカスみたいだし、やりすぎでは。その場面のせいで、全体の雰囲気が、チープになってしまう。

リッチーが、ローズというのは、大体読めたのだけど、いかにメイクしても、現実には難しいのではないかと思う。スクリーンでは、たしかによく特殊メイクし、違う人物のように見せることに成功していたが、スクリーンに映されたものを見るのとリアルで目撃するのでは違う。あまりリアリティがないし、そこまで許容してしまうと、サスペンスは何でもありになってしまって、謎解きの楽しみは逆にそがれてしまう。金田一少年とかコナン君の世界ならいいけど、大人向けの映画では、何でもありはだめだと思う。


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☆☆☆☆++ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「おいしいコーヒーの真実」(2006)

原題:BLACK GOLD


お気に入り度
☆☆


ドキュメンタリーなのだけど、見ていて面白くない。単なる事実の列挙で、主張が不明確。作っている人も、よく分かってないのだろう。


エチオピアなどコーヒーの生産地では、コーヒーの値段が安く、現地の労働者たちは貧困状態にある。一方、先進国では、コーヒー豆の値段が生産地の100倍の値段で取引されている。間に6つも仲買業者が入るため。

で、映画を見た人に、どうせっちゅうねん?という映画。

最後に、アフリカの貿易額が1%増えれば、貧困がなくなる助けになる的なテロップがでるのだが、それがこの映画の主張なのか?

アフリカ産のコーヒーを飲むようにすれば良いのか?

他にも、先進国の自国の農業への補助金を不公正と描こうとしているのだけど、はたしてそんなに簡単な話なのか。不公正という主張は一方的な見方に見えた。

このドキュメンタリーは、つまるところ、掘り下げ方が甘いし、物事の表面や、一面的なことしか描いていない。また、アフリカの現状と、先進国でのコーヒー文化(バリスタの大会や、スターバックスのショップなど)を交互に描くのだが、何を言おうとしているのか、その意図がよくわからない。イメージ戦略なのかもしれないが、奥歯に物が挟まったような、もどかしい印象しか残らない。


邦題は「不都合な真実」のパクリみたいで、あいかわらずセンスがない。


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