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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「おいしいコーヒーの真実」(2006)

原題:BLACK GOLD


お気に入り度
☆☆


ドキュメンタリーなのだけど、見ていて面白くない。単なる事実の列挙で、主張が不明確。作っている人も、よく分かってないのだろう。


エチオピアなどコーヒーの生産地では、コーヒーの値段が安く、現地の労働者たちは貧困状態にある。一方、先進国では、コーヒー豆の値段が生産地の100倍の値段で取引されている。間に6つも仲買業者が入るため。

で、映画を見た人に、どうせっちゅうねん?という映画。

最後に、アフリカの貿易額が1%増えれば、貧困がなくなる助けになる的なテロップがでるのだが、それがこの映画の主張なのか?

アフリカ産のコーヒーを飲むようにすれば良いのか?

他にも、先進国の自国の農業への補助金を不公正と描こうとしているのだけど、はたしてそんなに簡単な話なのか。不公正という主張は一方的な見方に見えた。

このドキュメンタリーは、つまるところ、掘り下げ方が甘いし、物事の表面や、一面的なことしか描いていない。また、アフリカの現状と、先進国でのコーヒー文化(バリスタの大会や、スターバックスのショップなど)を交互に描くのだが、何を言おうとしているのか、その意図がよくわからない。イメージ戦略なのかもしれないが、奥歯に物が挟まったような、もどかしい印象しか残らない。


邦題は「不都合な真実」のパクリみたいで、あいかわらずセンスがない。


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映画「社長漫遊記」(1963)

邦画


森繁久彌主演のコメディ。

調子がよいような、間が悪いような、とぼけて子供じみた「社長」の様子が笑える。
当時の日本の様子がわかるのも面白い。

1963年で、すでに、職場の性差別を揶揄している。


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映画「トワイライト ~初恋~」(2008)

原題:TWILIGHT


お気に入り度
☆☆☆


クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン出演のロマンティック・ホラー。


アメリカ、ワシントン州の片田舎で、ヴァンパイアと人間の恋を、悪役のヴァンパイアとの戦いのアクションと、ホラーも織り交ぜて描く。

独特のムードがあり、普通に良かったが、ヴァンパイアの超能力を描く特撮が、漫画的で、シリアスなストーリーの中で浮いていたのが残念。

クリステン・スチュワートの真剣に恋する女子高生の演技が、真に迫っているのが、出色だった。

二人で交互に顕微鏡を覗く場面が、なんとも初々しい恋が表現されていて、演出もよかった。

監督はキャサリン・ハードウィック。女性なので、女性らしい恋愛観で、女性側の恋心を、リアルに描くことができたのかもしれない。


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映画「マッキントッシュの男」(1960)

原題:THE MACKINTOSH MAN


お気に入り度
☆☆


まあ、雰囲気は普通の映画ですが、ストーリーのロジックが不明瞭すぎ、どこが面白いのかがよくわからなかった。

宝石泥棒が、逃亡しそこなってつかまり、刑務所に入れられ、スパイと一緒に脱獄する。
しかし、宝石泥棒とスパイと結びつける必然性が不明だし、殺されるマッキントッシュという男の目的が結局なんだったのか、さらに、宝石泥棒をさせる必然性と、スパイの一味との関係も不明。
金が目的で宝石泥棒をするなら、スパイの意味がわからないし、スパイを捕まえるのが目的なら、宝石泥棒とかとは関係なく、やればよいだけのことだと思う。宝石泥棒を刑務所に送り込んでそれを餌にスパイを釣り上げるということなのかなとも思ったけど、なんで宝石泥棒が餌になるのかも不明。

最後は、殺された男の娘が、クールにバンバンと、悪役を殺しておしまい。
そのクールさが、良いといえば良い、深いといえば深いかもしれない。
娘役の、ドミニク・サンダがクールでシャイでナーバスな性格を演じ、独特の緊張感をかもし出していて、良い味をだしている。
風光明媚なアイルランドの風景も良い。

この映画で、もうひとつ印象に残るのは、不思議な音楽。

ポール・ニューマン主演。

ジョン・ヒューストン監督は、「黄金」「白鯨」など名作をてがけ、アカデミー賞も受賞している。
脚本のウォルター・ヒルは「48時間」の監督。


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映画「栄光への脱出」(1960)

原題:EXODUS


お気に入り度
☆☆


212分と、ともかく長い。内容が薄いわりに長すぎる。ストーリーはイスラエル建国までの話ということなのだけど、そうだろうか。この話で繰り広げられているどたばたや、テロリズムが、イスラエル建国にどの程度影響、寄与したのかは不明。大体、どこまでが史実で、どこからが創作なのかが不明確で、まるで歴史の勉強にはならない。

たとえば、映画の最初のあたりで、パレスチナの地へのエクソダスと称して、キプロス島で船に多数のユダヤ人を乗せ、イギリス軍に封鎖されると、ハンストをするという場面があるのだけど、ハンストの深刻さも描いていないところで、簡単にイギリス軍が折れて、封鎖を解いてしまう。ハンストというものが、すごく安易に描かれているように見えるし、そのイベントのストーリー上、もしくはイスラエル建国上の意義がまったく不明確だと思う。

ヒロインのエヴァ・マリー・セイントは、まあまあ美人ではあるけど、3時間も眺めて飽きないほどではない。どこかで見たことがあると思ったら、「北北西に進路をとれ」のヒロインだった。

主役のポール・ニューマンは、ハンサムでもあるし、それなりに演技力もあるが、3時間もそのしかめっ面を見てると、やはり飽きてしまう。感情表現や人物の性格描写にバリエーションがなく、3時間の映画では、かなりつらいと思う。

で、主役は結局はテロに走ってるし、この映画はテロを正当化してる。イギリス軍を悪役として描いているようにも見えるが、歴史的に、そんな簡単なものなのだろうか。結果的には、ナチからユダヤ人を救い出したのは、イギリスも含む連合軍だし、イスラエル建国も、アメリカとイギリスの強い後押しがなければ実現しなかった。この映画は、その点をまるで描いていない。

イスラエル人が入植したことによって、追い出されたパレスチナ難民のことも、まるで描いていない。アラブも代表者みたいな人が数人いるだけで、描き方が浅く表面的になっている。その点、アラビアのロレンスのほうがまだマシだと思う。

そもそもイスラエル建国ということが、歴史上どういう意味があるのか、よいことだったのか、悪いことだったのかも、きまっていないところで、この映画の主張する価値観も不明。平和平和とお題目のように、唱えているが、それ以上の踏み込みがなければ、感動する映画にはならない。

歴史を描くときの視点が一方的で、掘り込みが浅く表面的。また、アメリカ人女性がなぜか、紛れ込んでて現実味がなく、きわめて質の低い「歴史映画」になってしまっている。

同じ超大作で、歴史の描き方としては疑問が呈されているものの、「アラビアのロレンス」が「名作」と位置づけられているのに比べて、この映画がそうはなっていないのは、正しい評価に思われる。


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映画「ハバナの男」(1960)

原題:OUR MAN IN HAVANA


お気に入り度
☆☆☆☆+


よく出来た白黒のスパイ映画。昔懐かしい冷戦時代、キューバを舞台にしている。

小さい電気店の主人が、イギリス政府のスパイの手下として雇われることになる。情報収集のためといつわり、政府のお金でカントリークラブに入会したり、売春宿に出入りしたり、手下としての「特権」を利用するが、なかなか政府に有益な情報を収集することができず、友人の医師にそそのかされて、嘘の情報をでっちあげてしまう。山中深く、巨大な掃除機の形をした「秘密兵器」があると、詳細な絵を送るが、あまりによく描けていたため、情報部のトップたちはそれを信じてしまう。「秘密兵器」を見たときの協力者として、モンテスという名前のパイロットをでっちあげるが、ある夜、実在のモンテスという名前のパイロットが自動車事故で死んだことを知らされる。

最後には、キューバから国外追放になりロンドンの情報部のトップたちに呼び出されるのだが、嘘の情報を信じて踊らされた失態が公になることを恐れるトップたちは、何事も無かったことにするというところで終わる。

ラストシーンで、掃除機の形の「秘密兵器」のブリキのおもちゃが露天商によって売られている。でっちあげた「秘密兵器」のイラストは情報部からは外に漏れていないはずなので、いぶかしげに見る主人公だが、よく見るとと「MADE IN JAPAN」の文字がある。この場面の意味するところが、解釈が難しいが、時代背景がよくわかって面白い。掃除機のメーカーとしては、日本の電気会社は現れていない。当時はブリキのおもちゃといえば、メイド・イン・ジャパンだったのだろう。そして、日本は、冷戦構造の中ではスパイ組織からは、対極の存在だったので、「MADE IN JAPAN」であることは、本当の「秘密兵器」とは「全く無関係」ということを意味し、電気屋の主人が危険なスパイゲームから、安全な日常に戻ったことを象徴的に表していたのかもしれない。


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映画「ペネロピ」(2006)

原題:PENEROPE


お気に入り度
☆☆☆☆☆


シラノ・ド・ベルジュラック系、美女と野獣系、ただし、女性が醜い側という設定は、めずらしい。
醜いといっても、ペネロピはすんごいキュート。
にして、のろいが解ければさらに、美しい。


ペネロピは、クリスティーナ・リッチが演じているが、これまた鼻の小さい、かつ鼻を隠してもカワイイ女優さんをうまいぐあいに見つけたものだと思う。

先祖の呪いで、豚鼻に生まれたペネロピは、同族の人たちの中からありのままの自分を受け入れてくれる愛が得られれば呪いが解けることから、見合いを繰り返すが、どの男性も皆、その鼻を見ると逃げてしまう。

そんなペネロピが本当の愛をつかむまでの紆余曲折がストーリー。

人の姿や家柄、そして、真実の愛とは何か、いろいろと考えさせられる、そして心温まる、ロマンティック・ファンタジー。


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映画「白と黒のナイフ」(1985)

原題:JAGGED EDGE


お気に入り度
☆☆☆++


グレン・クローズ、ジェフ・ブリッジス出演。

最後にもう一押しどんでん返しがあるとよいのにと思った。

猟奇殺人&法廷サスペンスの映画。


グレン・クローズはあんまり好みではない。
それでも若いころは、それなりにきれいな部分もあったのだなーと思った。


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映画「SF/ボディ・スナッチャー」(1978)

原題:INVASION OF THE BODY SNATCHERS


お気に入り度
☆☆


名優ドナルド・サザーランド主演だけど、あまり面白くなかった。

原作はなんども映画化されているジャック・フィニィの「盗まれた街」。
先日見たニコール・キッドマン主演の「インベージョン」(日記)もそうだ。

たぶん、原作がつまらないんだと思う。
なのに、なぜ何度も映画化されるのか?
製作者心をくすぐるものがあるのか。

しかし、大体終わり方が中途半端だし、ストーリーらしきものがなくてつまらない。
ただ単に、静かに侵略されていく世界を描いているのだけど、だからなんなのか?


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映画「戦艦大和」(1953)

原題:戰艦大和
(邦画)


お気に入り度
☆☆


まー時代が時代だけに、大目に見ないといけないと思う。

しかし、それを考慮しても、「普通に面白い」=☆3つは、きつい。

間延びしたストーリー展開。
というか、実際にはストーリーなんか別にない。
細かいエピソードの羅列みたいな映画。

あまり、史実に忠実にドキュメンタリーを作ったという感じてはなくて、適当に脚色してるのが、じゃま。どこまで事実なのかも不明瞭なので、歴史の勉強の役に立たない。

特撮もダメダメ(おもちゃみたいな大和)。


原題の邦画(アニメも含む)のダメダメの芽は、このころから現れていたのか。


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Yahoo映画=allcinemaの解説はなんじゃ。

「精巧なミニチュアによる」って、この映画見たことない人が解説書いてるとしか思えん。



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映画「バットマン ゴッサムナイト」(2008)

原題:BATMAN: GOTHAM KNIGHT


お気に入り度



あまりにつまらないので、最初の5分で早回し、10分でさよならしました。

お子様には楽しいのかもしれませんけど。

アニメは、なんか一生懸命かっこつけようとしてるのだけど、それがあざとい。

喩えるなら、よく落書きで、誰かの真似みたいに、「ポップな」文字で書くアホがいますね。
あれがかっこよいと思ってる人には受けるかもってかんじです。

ストーリーなんかなかった。

格闘シーンとか、銃撃シーンとか、爆発みたいなのとか、ババーンとか、ガギャーンとか、
子供向けの漫画レベルで、楽しめる人には良い映画なんだと思う。

「ババーン」とか、「カギャーン」とか、そんなの。

子供って、そういうの好きですよね。


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映画「ウォー・ゲーム ザ・デッド・コード」

原題:WARGAMES: THE DEAD CODE


お気に入り度


ちょっと腹立たしくなるような、極めて支離滅裂なストーリー、というか、ストーリーになってないんではないかという映画。

前作のウォー・ゲームのときには、冷戦、核戦争、ネットワークという、ストーリーを作りやすい状況があり、製作者の主張したいメッセージがはっきりしていた。

その第二弾というべき、この映画はなんなんだろうか?

まず、リプリーというコンピューターが、オンラインゲームを利用して、テロリストを割り出し、無人攻撃機を使ったアメリカ的隠密攻撃により抹殺する。そして、普通の高校生がオンラインゲームで高得点を出したために、テロリストと間違われてしまう。そこまでは、それなりに筋が通っている。そういう話がそのまま進むのなら、まあこの映画は、お気に入り度☆3ぐらいだったと思う。

ところが、だんだん話がおかしくなってくる。高校生が追われるのは良いのだが、周りの人たちがどんどん逮捕されるのに、高校生は逮捕されない。いわゆる泳がされている状況になっている。それはアジトを突き止めるためだというのだが、周りの人間が逮捕されたら、テロリストはアジトには行かないだろう。ここで、まず意味が不明な映画になる。

さらに、政府関係者は高校生の周りの人間たちが無実だと気が付き始める。で、高校生の親友も、釈放もされたようだ。しかし、病気になったという母親はどうなのか?ただ入院しているだけなのか?最初は心配していた高校生も、すぐに母親のことは忘れてしまったようだ。

で、いつのまにか、高校生とガールフレンドは、化学兵器テロリストとして指名手配される。

しかし、母親がテロリストだなんてばかげているという政府関係者の発言があるが、リプリーはいったいどういう権威に基づいて、高校生とガールフレンドを化学兵器テロリストとして指名手配されるようにしたのか?

前作のジョシュアの場合には、冷戦下の米軍の戦略から、できるだけ人間の介入を減らし、コンピューターによる自動的な対応にしたというフィクションがあったから、それなりに筋が通っていた。

しかし、この作品ではそういうことはない。だから、いつでもリプリーのプラグを引っこ抜くことは出来たはずだ。作品の中ではそうすると、リプリーは自分への攻撃とみなし、核攻撃を始めるという、かなり苦しい設定にしているのだけど、冷戦+核戦略、という背景がないところで、そこまでコンピューターに核兵器の支配を任せるなんてことは、必然性がなく、筋が通らない。

そもそも、リプリーが、無人攻撃機しかも核装備をしているものを発進させたというのだが、それは有り得ない。無人攻撃機でも、人間による整備は必要だし、燃料を入れる必要もある。前作では、冷戦下で旧ソ連に対する疑心暗鬼があるために、コンピューターによるでっち上げだと気が付かず、核弾頭を取り外すことができなかったのとは話が違う。

で、高校生がテロリストだというでっちあげをわざわざする理由があまりにないので、映画の中では、とってつけたように、高校生の父親が、元々政府の秘密工作員か何かで、どうのこうのと言っているのだが、偶然にもほどがある。しかも、ジョシュアの設計者ファルケン博士の知り合いだとか、わらかせるとしかいえない。

最後のあたりで、危機が回避されたところで、映像がスローになり、一生懸命に盛り上げようとしているのだけど、笑わせる稚拙な演出だった。

フィラデルフィアが停電になって、それを一生懸命に回復させようとするのだけど、いったいそのことにこめられたメッセージはなんなのか、まるで意味が不明。無理やりとってつけたような危機を考案して、なんとか映画にしようと頑張ってるとしか思われなかった。

最初は、高校生がテロリストとみなされて、それでハラハラさせる意図なのかと思ったのだけど、最後のほうでは、話がまるで変わってしまい、なんだか停電がどうのの話になっていた。それでは飽き足らず、有り得ないような核攻撃を持ち出して、さらに、ジョシュアと対決みたいにさせるのだけど、何がどう対決になってるのかも不明。

核攻撃をシミュレーションして、どんなシナリオでも、最後には人類が絶滅することになるとリプリーが見つける場面があるのだが、これもストーリー上、まるで脈絡がない。「リプリーの敵」はただの高校生だったはずが、なんで、「核攻撃に勝者はない」というメッセージを主張しだすのか。で、その場面の映像も、前作に似てはいるが、前作のほうが、時代は古いのに、はるかに効果的な映像だった。


というわけで、ばっかみたいな映画だった。


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映画「ウォーゲーム」(1983)

原題:WARGAMES


お気に入り度
☆☆☆☆☆


やはり古典は良いなと思わせる名作と思った。

この映画は有名で、テレビでも何度も放映していると思う。私も何度か見たことがある。
すごい古い映画のような気がしていたけど、レーガン大統領の写真の場面があって、意外に最近なんだと気が付きました。といっても、1983年公開。

有名な作品でそれなりに評価はされているが、個人的にはもっと高く評価されても良い作品だと思う。

ストーリーは、ある少年が、ゲームを手に入れようとゲームソフト会社のコンピューターに電話回線で侵入しようとしたところ、それが国防総省の自己学習能力のある高度なコンピューターで、あわや対ソ連の熱核戦争を引き起こしそうなるという、現代でもありそうな話。

インターネットが無かった時代なので、電話回線でモデムでアクセスしているところが懐かしい。コンピューターの画面も、あー懐かしい。ウィンドウズとかマックみたいなGUIでなくて、黒い画面に文字のみだし。

アイテムは古くなっているけど、ストーリーや演出の骨子の部分が古くさくないのは、名作の証だと思う。

この作品は、ネットワーク社会やクラッカーの危険性や、コンピューターなどの機械に頼りすぎる危険性を描いている部分もあり、それがメインとして語られることもあると思うのだけど、一番作者が力を入れているメッセージは、「核戦争には勝者はない」というシンプルなこと。誰もが知っていながら、世界の国々の指導者たちは、本当にはよくわかってないんではないかと思われるその事実を、非常に説得力のある演出で描いている。

最後には、○×ゲームをコンピューターにやらせることで、「勝者はいない」ということを、コンピューター自身に悟らせ、すんでのところで核ミサイルの発射を思いとどまらせて、ハッピーエンドになるのだが、個人的には感動的な場面だと思った。本当に大事なことは、シンプルなこと。機械であるコンピューターですら気付くことができるようなシンプルなことなのに、人間(核保有国の指導者層)はそのことに気が付いていないのではないか。

まあ、つまらない突っ込みとしては、○×ゲームは引き分けに終わるから勝者がいないのだけど、熱核戦争は双方が敗者になるから勝者がいないという違いはある。映画を「減点法」で見る人には、他にも、いろいろと突っ込みどころを与えてはいるが、全体的にはしっかりと出来ている。

クライマックスへの盛り上げ方も、いったんほっとさせておいてから、再び山場といった、演出の手法で、ベタだけど、内容が良いので、「王道を押さえている」と見えてしまう。

クライマックスで、コンピューターが全面核戦争のシミュレーションを繰返し、それが司令室の全面のディスプレイに映し出される場面は、映像手法として実に美しく良く出来ていて、クライマックスに相応しい感動的な場面の重要な構成要素となっている。

最後のコンピューター「ジョシュア」の、自身の作成者ファルケン教授への言葉、

A STRANGE GAME.
THE ONLY WINNING MOVE IS NOT TO PLAY.
HOW ABOUT A NICE GAME OF CHESS?

も、素晴らしいスクリプトで、この映画が名作として人類の記憶に残ることを決定付けているように思われる。日本語では十分にニュアンスが訳せないが、あえて書くと、

奇妙なゲームですね。
勝つための唯一の「手」が、プレイしないことだなんて。
チェスでもしませんか?

というかんじになる。

最後の、"How about a nice game of chess?"(「チェスでもしませんか?」)は、"a"や"of"まで、細かく直訳すると、「チェスという良く出来た面白いゲームがあるのだけど、やりませんか?」ということになる。つまり、「熱核戦争なんていうつまらないゲームをするなんて、もしかしたら、チェスのことを知らないのではないか?」といったようなニュアンスまで込められているように思われる。それほど、熱核戦争という「ゲーム」は、愚かなものだということが、コンピューター「ジョシュア」の結論なのである。


「戦争」に関係した題材を扱ってはいるが、プラトーン方向の血みどろぐちゃぐちゃではないし、パトリオットゲーム方向の極シリアス作品でもない、どちらかというと、少年が主役のさわやかな作品。それだけに、見終わったときの重苦しさがないのもメリットのひとつ。


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映画「ハッピーフライト」(2008)

邦画


お気に入り度
☆☆


この映画のお気に入り度は、参考データ。
というのも、見はじめて10分ぐらいで、さよなら、してしまったから。

どうして邦画ってつまらないんだろう。。

役者の演技力によるところが大きい。
リアリティがなかったり、魅力的でなかったり。
単純なことでは、「かつぜつ」がわるくて、よく聞き取れないことが多い。
いかにも「演劇っぽい」不自然な喋り方ということもある。
100ペンぐらい練習したろうみたいな、流れるような、というか、流れすぎるような台詞回しも多い。

さらに、スクリプトのつまらなさ。
なんで、つまらないんだろう。
脚本家がだめなんだろう。

そして、ストーリー。
あーつまらない。あまりにもつまらなすぎる。
10分間もよく耐えて見たと思う。
最初の1分ぐらいで、つまらないと思ったけど。

演出も、ストーリー展開のテンポも、よくない。

冒頭の、飛行機事故が実はシミュレーターの中だったというのは、あまりにもありがちで、最初からすぐに予想ついた。

あー、それから、新米のドジなスチュワーデスが、出てくるのって、前にテレビドラマでありませんでしたっけね。。何番煎じになるんだろう。

ついでに、あやせはるかって、好みでないし。。。


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映画「マッドマックス/サンダードーム」(1985)

原題:MAD MAX BEYOND THUNDERDOME、MAD MAX 3


お気に入り度
☆☆☆


メル・ギブソンが活躍する、マッドマックスシリーズの第三弾。

核戦争後の無秩序化し、原始時代に逆戻りした世界を描く近未来SF。

サンダードームは、格闘用の木製?のドームの名前。

最後に、マッドマックスが、殺されずに、逃される場面が、なんとなく爽やかで、そこだけが救いな映画。あとは、B級路線まっしぐら。


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映画「マッドマックス」(1979)

原題:MAD MAX


お気に入り度



1970年代の人気映画。たぶんテレビで何度か見たことはあると思うが、WOWOWで改めてみてみました。

暴走族に友人と息子を殺され、妻を大怪我をさせられた警官が、暴走族に復讐するという話。
まあ、映画ではよくあるストーリー。映画の中で、警官が復讐に走る部分が、エンディングに近いところで、それまでは、だらだらと、カーチェイスやら、暴走族の暴力シーンやら、間延びしつつ繰り広げられている。

何が面白いのかよくわからん作品だった。テンポもぬるいし、突っ込みどころも満載だった。

メル・ギブソンの若いときが見れる。


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映画「ダークナイト」(2008)

原題:THE DARK KNIGHT


お気に入り度
☆☆☆☆+


なかなか雰囲気があって、よかった。
アクションやメカニックも面白かった。


近年のバッドマンのシリーズは、独特の「ダークな雰囲気」があり、この映画もそれを踏襲している。
昔のどちらかというと、ポップな雰囲気の「バッドマン」は、方向が違う。


この作品は、お決まりのゴッサムシティを舞台にした、凶悪犯ジョーカーとバッドマンの対決。
俳優は、バッドマンすなわちブルース・ウェインにクリスチャン・ベール、ジョーカーにヒース・レジャー、やり手の検事ハービー・デントにアーロン・エッカート、ブルース・ウェインの幼馴染の女性で検事のレイチェルにはマギー・ギレンホール、執事のアルフレッドにはマイケル・ケイン、警部補ゴードンにはネイサン・ギャンブル、バッドマンの秘密兵器を作るルーシャス・フォックスにモーガン・フリーマン。

物語は要するにジョーカーとバッドマンの対決ということが本筋にあるだけで、あとはそれにいろいろな肉付けをしているという形で、それほどまともなストーリーがあるわけではない。どたばたと進むストーリー展開は、エピソードもアクションもかなり盛りだくさんで、映画も2時間半ほどに及ぶ大作となっている。

最終的には、バッドマンは悪役と成り下がり死んでしまうハービー・デントの正義の味方の検事のイメージを損なわないために、殺人の汚名を被り消えてゆくということになるが、まあそんなことのために、殺人の汚名を被るほどのことがあるのか、疑問には思ったが、製作者の意図は、「バッドマンは『ヒーロー』ではなく『ダークナイト』(暗黒の騎士)なんだ」という主張にあるようだ。他のヒーローたちとは、一線を画す、真の正義の味方を描きたかったのだろう。

レイチェルは、ブルース・ウェインをふって、ハービー・デントになびくことになるわけだが、あっさりと殺されてしまう。この後の続編が作りにくくなるのではないか。

モーガン・フリーマンとバッドマンの関係が、Qと007のようになっているシーンもあり、その部分はパロディのようでもあった。

ジョーカー役のヒース・レジャーはこの作品で2008年のアカデミー助演男優賞を受賞したが、2008年1月22日に亡くなっている。


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映画「俺たちダンクシューター」(2008)

原題:SEMI-PRO


お気に入り度
☆☆☆++


おばかな笑いにあふれた作品。なかなか面白かった。

2008年の作品なのに、1970年代のノリをパロディーにしていて、ノスタルジックかつ諧謔的でわらえた。

ウィル・フェレル、ウディ・ハレルソンら出演。

ERのアビーこと、モーラ・ティアニーが出演していた。
どうしても、アビーに見えてしまう。


ときは1970年代。プロバスケリーグABAのチーム「トロピックス」は万年最下位の弱小チームだった。そんなとき、ABAはまともなプロバスケリーグNBAに吸収されることになる。トロピックスのオーナー兼監督兼選手のジャッキーは、大喜びしたのもつかの間、実は吸収されるのは4チームのみで、そのほかのチームは補償金をもらいつつ解散するという条件があることを知らされる。猛反対のジャッキーは、最後のシーズンの上位4チームに入れば解散を免れNBAに入ることができるという条件を、オーナー会議で認めさせる。ジャッキーは元NBA選手のモニックスを、トレードで獲得し、チームのてこ入れを図るも、中心選手クラレンスとモニックスは、ぶつかり合い、チームは相変わらず最下位をさまよう。しかし、モニックスを実質的なコーチとして特訓を始めると、チームの成績はうなぎのぼりに。



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映画「俺たちフィギュアスケーター」(2007)

原題:BLADES OF GLORY


お気に入り度
☆☆☆☆


大爆笑というよりは、ぶぶっと噴出してしまうような笑いの連続。
主人公二人の、大まじめだが、とぼけた演技がわらえる。

ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー出演。


ライバルで犬猿の仲の男子シングルのフィギュアスケーター、チャズとジミー。ある国際大会で同点で金メダルを分け合うことになるが、表彰台の上で小競り合いから喧嘩に及び、罰としてスケート界から追放されることになってしまう。泣かず飛ばずの生活を送る二人だが、ストーカーのヘクターからペアなら出場できると入れ知恵され、なんと男子二人でペアとして大会にエントリーする。もともと高いスケーティング技術をもつ二人のこと、特訓の甲斐もあってアメリカ代表に選ばれ、友情も芽生えつつあったが、ペア部門の金メダルの常連ヴァン・ウォルデンバーグ兄妹ストランツとフェアチャイルドから様々な妨害をうける。ストランツとフェアチャイルドの妹ケイティとジミーは恋に落ちるが、ケイティは兄妹からの命令で、チャズに色仕掛けで近づき、ジミーはそれを目撃してしまう。チャズとジミーのペアは危機に瀕するが、最後には大会で優勝し、固い友情で結ばれた二人は空に飛んでいく(笑)というストーリー。


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映画「スタートレック」(2009)

原題:STAR TREK


お気に入り度
☆☆☆☆


初代のジェネレーションの「スタートレック」を意識した、オールドファンには嬉しい作品。
宇宙船USSエンタープライズ号も、初代のデザインをよく踏襲しつつ、精密化されている。
他にもメカニックのデザインや、星々の景色や、生物なども本格的で、かなり楽しめる。

ストーリーは、ジェームズ・T・カーク船長、スポック、ドクター・マッコイ、チェコフらの若いときの様子を描いている。最後はお決まりの、巨大宇宙船との戦い。そして、自分の命を顧みない体当たり攻撃。
あれは、宇宙戦艦ヤマトが最初ではないだろうか。体当たり攻撃は、まさに「カミカゼ」であり、日本の古い価値観の片鱗が、日本のアニメ文化を経由し、現代アメリカの映画に垣間見られる一例といえるだろう。「インディペンデンスデイ」も、似たようなパターン。

他の登場人物は、日本語版の名前と異なるが、一人一人、「再現」されている。
日本語版ウラはウフーラ、同カトーはスールー、同チャーリーはスコットといったぐあい。

ストーリー上は、旧作との厳密な整合性を期待するファン層にも配慮したのか、一応、タイムワープによって異なってしまった別の世界での話として描かれている。主要人物の俳優の中の生き残りレナード・ニモイが、旧作でのスポック役として出演し、今回の作品のスポックと対面したりしている。

主役のカーク役のクリス・パインにいまいち魅力がないのが残念。役柄上も、シミュレーションの戦闘を上手く切り抜けたのが、不正行為によるものとされたままで、物語が終わっているのが、いまいち。

スポックも、旧作の、どうにもしがたいほど「論理的」で、感情的な面は殆どなくとも、どうにも憎めないスポックに比べて、新作のスポックはなんだか無理して論理的になろうとしているようにさえ描かれていて、宇宙人ぽくなくて面白くない。新作に出てくる旧作のスポックも、人間臭くなっていて、それも少し残念なところ。


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映画「猟奇的な彼女」(2001)

原題: MY SASSY GIRL/BIZARRE GIRL


お気に入り度
☆☆☆


韓国映画。

過激で乱暴だけど、カワイイところもある女性と、人が良くてちょっと抜けたところのある優しい男性との、コミカルだけど、少し悲しい恋愛物語。

女性には、昔愛した人が死んだという悲しい過去があり、それを男性が癒すが、過去を忘れきれない女性は、男性と別れて一人になる。何年かして、再会して、大体めでたしといったところで終わる。

人が死ぬのは悲しいに決まっているし、物語の「悲劇」の側は大して面白くない。

ただ、この映画の評価できるところは、ヒロインが魅力的に描かれているところ。

見た目女らしいかわいい女性を、過激に乱暴な性格にしたら、面白いんではないかという着眼点。

で、そんな激しい性格の女性が、優しい面とか影のある面を見せると、そのギャップで余計魅力的に見えるという仕組み。

それに比べて、主人公のほうは、面白いけど、人が良いだけで、キャラクターが弱い。


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