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月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ (ネタばれあり)

個人的お気に入り度を☆で表しています。記録の都合上ネタバレのことが多いので、ご注意ください。

映画「ゴースト&ダークネス」(1996)

原題:THE GHOST AND THE DARKNESS


お気に入り度
☆☆☆☆


見ようと思ってもう十年以上も、後回しにし続けてきた映画だけど、思いのほか面白かった!

スティーブン・ホプキンス監督、ヴァル・キルマー、マイケル・ダグラス主演。


1898年のアフリカ、フランスやドイツに対抗すべく、鉄道を敷設し拡張するイギリスは、その奥地のツァヴォ川に橋をかけるべく、腕利きの架橋技師パターソン大佐を送り込む。順調に見えた工事だが、二頭の人喰いライオンの出現によって阻まれる。犠牲者が増えるに従って、工夫たちの士気は下がり、工事は遅れる。二頭のライオンはゴーストとダークネスと呼ばれ恐れられ、犠牲者が40名を越えたところで、腕利きのハンター、レミントンが駆けつける。パターソンとレミントン、そしてアフリカ人工夫をまとめる現場監督サミュエルは人喰いライオンに立ち向かう。

映画の中では、この話は実話であり、イリノイ州シカゴの博物館(The Field Museum)でゴーストとダークネスを見ることができると説明されている。


allcinema
Yahoo映画


allcinemaの映画解説は文章が稚拙なことがある。
Yahoo映画のは、殆ど同じだけど、稚拙な部分を編集して削除してある。


allcinemaでは…

 19世紀末、東アフリカ。そこではイギリスが象牙貿易のため、鉄道整備に力を入れていた。橋を架けるため現地に呼ばれたパターソン中佐は、工事を邪魔する二頭の獣の存在を知る。その名は“ゴースト”と“ダークネス”、130名を越える人命を奪った、恐るべき人喰いライオンだった……。実話をもとに、二人のハンターと獣との凄まじい闘いを描いた作品。監督は「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」のヒットから久々にメガホンを取ったS・ホプキンス。どうやらこの御仁は渋めの題材を好む人らしい。V・キルマーやM・ダグラスといった売れ線の役者を起用していても、根底にあるのは昔よくあった猛獣映画、あるいは秘境映画への復活だ。


それをもとにしているYahoo映画では…

 19世紀末、東アフリカ。そこではイギリスが象牙貿易のため、鉄道整備に力を入れていた。橋を架けるため現地に呼ばれたパターソン中佐は、工事を邪魔する二頭の獣の存在を知る。その名は“ゴースト”と“ダークネス”、130名を越える人命を奪った、恐るべき人喰いライオンだった……。実話をもとに、二人のハンターと獣との凄まじい闘いを描いた作品。監督は「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」S・ホプキンス。


削除されているのは、
どうやらこの御仁は渋めの題材を好む人らしい。V・キルマーやM・ダグラスといった売れ線の役者を起用していても、根底にあるのは昔よくあった猛獣映画、あるいは秘境映画への復活だ。
の部分。

主観的、独断的な内容だからYahoo映画で使われるときに、削除されたのでしょうね。しかも、「監督」と書けば済むところを、わざわざ「御仁」という言葉を使うのは、無理に背伸びしてるように見え、いかにも、素人くさい。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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映画「ガタカ」(1997)

原題:GATTACA


お気に入り度
☆☆☆☆☆


かなり良かった!

独特のシュールで美しい雰囲気の映画。


アンドリュー・ホーク監督、イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、アラン・アーキン、ジュード・ロウ出演。

遺伝子の解析によって、生まれたときから、あらゆる確率が割り出され、それが新たな差別を生み出した近未来。「不適合者」のヴィンセントは、「適合者」ジェロームとの取引きによって、身分を偽り、宇宙開発の機構ガタカに採用される。

差別や人間の可能性という問題を、近未来での遺伝子差別という設定をすることによって、人種差別、障害者差別などの特定の問題ではなく、一般的な問題としてその本質を抽出して提示してみせている。

物語の展開も、綱渡り的な主人公の遺伝子偽装に、けっこうハラハラドキドキするし、ヒロインのユア・サーマンも美しい。
ほろっとさせる場面や、ロマンティックな場面もあるし、なんといっても、全編を通じての近未来の描写がシュールっぽい中にも美しく、その雰囲気がすばらしい。

監督のアンドリュー・ニコルは、この映画の後、「トゥルーマン・ショー」の製作脚本、「シモーヌ」の監督製作脚本、「ターミナル」の製作総指揮と原案、「ロード・オブ・ウォー」の監督製作脚本を手がけている。「トゥルーマン・ショー」では脚本でアカデミー賞ノミネート。

本作品のアカデミー賞は1997年美術賞ノミネートのみ。


allcinema
Yahoo映画


レンタル屋さんにDVDがなく、100円で中古のVHSを購入して観た。
これは掘り出し物の名画だと思った。








テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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映画「愛と哀しみの果て」(1985)

原題:OUT OF AFRICA


お気に入り度
☆☆☆++


シドニー・ポラック監督、メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード出演。

1985年のアカデミー賞11部門にノミネート、うち作品賞、監督賞など7部門受賞という名作。

この映画でとくにすばらしいのは、アフリカの大自然の美しさと、それによくあった音楽。
デヴィッド・ワトキンがアカデミー撮影賞、ジョン・バリーがアカデミー作曲賞を受賞している。

ロバート・レッドフォードは、この映画ではアカデミー賞にノミネートされなかったが、超然としたデニスという人物を見事に演じている。

メリル・ストリープは名女優で、この映画でも主演女優賞にノミネートされる名演を見せているが、個人的に全く好みでないので、それもお気に入り度☆5にできなかった理由の一つ。鼻がとがってて、あごが突き出てて、顔立ちは整っているのだろうけど、愛嬌を感じない。個人的好みでは、全然魅力を感じないし、面白くない。無愛想で生意気なおばさんにしか思われず、この人に「美人」の役をやらせるのはきついものである。で、正面から見た写真では、どうも少しねじれているようで(メリル・ストリープ)、それも違和感の原因かもしれない。

もう一つのマイナスポイントは、英語の文学的な言い回しの多さ。それはこの映画の重点の一つなのだけど、日本語でもあまり文学が好きでなく、しかも英語の文学的な台詞などわかるわけがない私には、いまひとつ良さが理解できなかったこと。

で、結局、アフリカの風景と音楽以外には、面白くない映画ではあった。

あと、この邦題はなんだろう。恥ずかしくなるようなタイトルだ。
ともかく「愛」と「哀しみ」を入れれば、国内でヒットするということで、そういう邦題が多いのだけど、あまりにもチープで陳腐で、どうにもならない。
これはほんとうにやめてほしいことだ。

この映画の主題はやはり「アフリカ」なのであって、原題のアウト・オブ・アフリカには、アフリカを離れて懐かしむニュアンスが感じられる。

a fish out of water = 水を離れた魚

の用法だと思う。つまり一度はその場所にいて、そして外に出て離れている。また、out of ~ には、~が不足している状態を表すのにも使われるから、そのニュアンスも伝えようとしているのかもしれない。

アイザック・ディネーセン(原作者)という一人の女性、とくにその女性がアフリカにいた期間を集中的に描いている。結婚相手も、恋の相手も、その中のアイテムであり、全編を通して描写に重点が置かれているのは、その女性の目から見たアフリカ、すなわちその大自然と動物、原住民、白人、そして彼女の農園。ロバート・レッドフォード演じるデニスは彼女にとっての「アフリカ」に不可欠な人物ではあるが、それを描くための映画ではない。だから、邦題の「愛と哀しみ」は、すごく一面的表面的で恥ずかしいぐらい。それに比べて原題のアウト・オブ・アフリカは、すばらしいタイトル。


テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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