月水金別館 映画れびゅー お気に入り度メモ

個人的お気に入り度を☆で表しています。

映画「カポーティ」(2005)

原題:CAPOTE


お気に入り度
☆☆☆☆


allcinema


脇役で有名な、フィリップ・シーモア・ホフマンが、主役に抜擢され、アカデミー主演男優賞を受賞した話題作。トルーマン・カポーティは、「ティファニーで朝食を」の原作を書いた作家。この映画では、ノンフィクション小説の草分けであり、カポーティの最後の作品「冷血」を書く過程を描いている。


フィリップ・シーモア・ホフマンは、その目つきや骨ばった顔、丸っこい体つきから、脇役でも、悪役とか、小さい悪役のことが多かったが、この映画では見事に演技力を見せつけ、各賞総なめの高評価。


映画としては、ちょっとだらだらした進行と、伝記だから仕方ないかもしれないけど、主題と関係の無いエピソードも多く、間が持たない雰囲気。内容が薄い感じは否めない。最後のあたりの展開で、ようやく満足しました。監督のベネット・ミラーはあまり監督経験はないようなので、このできばえも無理はないか。しかし一応アカデミー監督賞にはノミネートされてはいる。



テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:2 | トラックバック:0 |

映画「ブレイブワン」(2007)

原題:THE BRAVE ONE


お気に入り度
☆☆☆☆


ジョディ・フォスター、テレンス・フォスター出演


凶悪犯罪によって婚約者を殺された主人公の女性による悪人制裁の映画。


allcinema


以下感想



映画「ブレイブワン」(2007)…の続きを読む

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「007/リビング・デイライツ」(1987)

原題:THE LIVING DAYLIGHTS


お気に入り度
☆☆☆☆


ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーアに続いて4代目ジェームズ・ボンドのティモシー・ダルトンが初登場、007シリーズ15作目、初作の「ドクター・ノオ」(1962)から、25年目の作品。

ティモシー・ダルトンは、さすがに良い俳優、1〜3代のジェームズ・ボンドに比べて、アクションにおいて上回り、プラス繊細で叙情的な演技に優れている。

まず印象に残るのは、最初のシークエンス。モンテカルロの沖、お金持ちの水着の美女が、ヨットの上で電話してて「軟弱な男ばかりで退屈、本物の男が欲しいだけなのに」みたいなことを話しているところに、パラシュートでジェームズ・ボンドが落っこちてくる。

ストーリーはネタバレしない範囲で書くと、ソ連高官の亡命を助けるところから始まり、美女のチェリストがスナイパー、チェロのケースをソリにしての雪原の滑降、軍事マニアみたいな武器商人(ジョー・ドン・ベイカー)との対決など。

allcinema


映画の記録50音順
ブログ「月水金」





テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「三十九夜」(1935)

原題:THE 39 STEPS



アルフレッド・ヒッチコック監督のスパイサスペンス。

白黒時代1935年の作品だが、この時代にこれほどの作品が作られたことは驚くに値する。

お気に入り度
☆☆☆☆


ところどころにヒッチコック一流の演出やストーリー展開、映像の冴えがあり、スコットランドの田舎も風光明媚。ちりばめるロマンスも単純に楽しめる。


後の「逃走迷路」は、このリメイクといえるだろう。
よく似たエピソード、シーンが多数あり、ストーリー展開も酷似している。

また別の監督により「三十九階段」としてもリメイクされている。

なぜ邦題を三十九夜としたのかは不明。
へんなタイトルをつけたものだ。


現代的な視点でいえば、いろいろ不十分なところはあり、たとえば、ヒッチコックのスパイ映画全体についていえることだが、一番の問題は肝心のスパイされる情報が安易で表面的なところだろう。ヒッチコック自体、軍事やテクノロジー、SF的な先進技術などには、あまり興味がない人だったのではないだろうか。現代のトム・クランシーの小説を基にした、「いまそこにある危機」や「パトリオット・ゲーム」のような、軍事技術オタクの男の子たちもうならせるようなものは、ヒッチコックには期待してはいけない。「とりあえず、何か大きな軍事機密があって〜〜」という程度の認識で見るしか楽しむ方法はない。その点の緊迫感はまるでないし、なぜ彼ほどの天才がこの種のことに関してだけはこれほど無頓着だったのかは不思議としかいえない。

このことさえ許容すれば、全体のストーリー展開は、非常にさえていて、現代的にも見劣りがしない。

もし彼がそういうものに本気で興味をもっていれば、どれだれのスパイ映画が作られたかと思うと残念なのだが、そのかわり、ヒッチコックはかなりロマンチックなおやじなのだ。


allcinema




テーマ:サスペンス - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「舞台恐怖症」(1950)

原題:STAGE FRIGHT


アルフレッド・ヒッチコック監督イギリス時代の白黒のサスペンス。

マレーネ・デートリッヒ、ジェーン・ワイマン出演。

お気に入り度
☆☆☆++


現在の視点でみると最高にすばらしい作品とはいいがたいが、当時の作品としては非常によくできていて、見れば見るほど味が出てくるし、結構楽しめる。

マレーネ・デートリッヒ演じる大物女優は、ぜんぜん魅力的でないのだけど、役どころとしては、そういう役のよう。当時はあれが魅力的と思われていたのか。

ジェーン・ワイマンが実質主役だけど、けっこうかわいい。

内容はサスペンス&コミカル&ちょっとだけロマンチック。

最初のカットバックが、回想のようになっているところが、サスペンスとしては失敗しているが、天才も完全ではないということか。この時代は、サスペンスの演出もまだ手探りだったのだろう。

全体のテンポが緩やかなのは、これもやはりそういう時代だったのだと思う。


allcinema

便利だからリンクしましたが、allcinemaの解説は結構いい加減で間違ってることが少なくない。
この映画の解説も、資料を鵜呑みにして、映画自体は早送りにしてみたんじゃないの?っていうかんじの間違いがある。

「偶然知り合った刑事スミスが彼女に興味を持ち付きまとうので、」と書いてあるが、大間違い。



テーマ:サスペンス - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「マリー・アントワネット」(2006)

原題:MARIE ANTOINETTE


ソフィア・コッポラ流の「マリー・アントワネット」。

キルステン・ダンスト主演。


allcinema



ポップミュージックが流れたりというのは、新鮮ではあるが、違和感もある。

14才でオーストリア王室からフランス王室に嫁いだマリー・アントワネットの、その日からフランス革命まで。ソフィア・コッポラの思う、そのままのマリー・アントワネット、10代の少女、そして女性を描いている。

キルステン・ダンストは、魅力的だし力のある女優。

衣装やヴェルサイユ宮殿の装飾など、バロック芸術の美しさも見事。

しかしながら、登場人物のメンタリティは現代アメリカ。
ドラッグがないところだけが健全に見える。

深みのある物語にはなっていない。その意味で、ソフィア・コッポラの思う「そのままのマリー・アントワネット」、普通の女の子。普通の女の子が王室に嫁いだ形。フランス革命も、深刻さはない。わるく言えば軽い物語になっているが、実はそのほうがリアルだったのかも?ということか。



お気に入り度
☆☆☆☆





テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「ウェズリー・スナイプス ハード・ラック」(2006)

原題:HARD LUCK


allcinema


お気に入り度
☆☆☆☆


ウェズリー・スナイプス演じる運のない男が事件に巻き込まれ、大金をもって逃走するはめに。
ジャクリーン・キノネス演じるストリッパー、アンジェラが人質。

一方、シビル・シェパード演じる中年女性キャスと、チャンは愛し合う連続殺人鬼。

シビル・シェパードは「ブルームーン探偵社」でおなじみの、往年の美人女優。
横幅も拡張して、鬼気迫る残虐な殺人鬼を演じるのは、尊敬に値する。

監督のマリオ・ヴァン・ピープルズは、デーヴィス警部を演じている。


この作品は劇場公開用ではなくて、オリジナル・ビデオのようです。





懐かしい「ブルームーン探偵社」のDVD…





若き日のシビル・シェパード








テーマ:サスペンス - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「ラブソングができるまで」(2007)

原題:MUSIC AND LYRICS


「音楽と歌詞」ということ。

お気に入り度
☆☆☆☆


売れなくなった元アイドルの作曲家アレックスは、若手人気女性歌手コーラから、新曲の作曲を依頼される。一発逆転復活を狙アレックスは当然引き受けるが、よい歌詞がない。そんなときに植物の世話をしにきたアルバイトのソフィーに出会う。ソフィーの隠れた作詞の才能にほれ込んだアレックスは、彼女を説得し、作詞と作曲の共同作業が始まる・・・。


おなじみ、ラブコメ常連の、ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの共演。

ヒュー・グラントはやっぱりかなり年取ったけど、歌に演技にがんばっている。
やっぱりきざなのが鼻につくが、そういう役回りでもある。

ドリュー・バリモアは、親しみのもてるルックスと、それなりの演技力でなぜか人気の女優。
表情が左右対称でないシーンが多くて、気になった。

歌や音楽がなかなか良くて、十分に楽しめる作品でした。


allcinema





テーマ:恋愛映画・ロマンティックコメディ - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「ルーキー」(1990)

原題:THE ROOKIE


お気に入り度
☆☆☆☆

allcinema


監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、チャーリー・シーン


刑事ドラマに、アクションやエンターティメントとしての要素をふんだんに盛り込んでうまく仕上げた肩のこらないエンターティメント。

例えば、チャーリー・シーン演じる新人刑事が億万長者の息子というのは、ベタな設定といえばそうだけど、そのほうが話は面白くなる。悪役とクリント・イーストウッドのセックスシーンなども、とってつけたようで、低俗ではあるが、一般ウケしそうな奇妙で興味深いエピソードではある。

その他、カーチェイス、格闘、爆発、ガンアクションなど盛りだくさんで、かなり制作費もかかりそうなスケール。

最初からアカデミー賞を狙うような作品でないが、全編を通して一つの映画をまとめ上げるバランス感覚や構成力は、さすがクリント・イーストウッド監督と思わせる。最後のエンディングもウィットが効いている。

クリント・イーストウッドは、この2年後に名作「許されざる者」を監督するわけだが、そのポテンシャルをうかがわせる内容といえる。



テーマ:刑事映画 - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画「シャーロット・グレイ」(2001)

原題:CHARLOTTE GRAY

お気に入り度
☆☆☆☆

監督:ジリアン・アームストロング
主演:ケイト・ブランシェット(「エリザベス」)

allcinema


第二次世界大戦の時代、恋人の生死を確かめるためにフランスでのレジスタンス活動に身を投じた一人の女性の物語。

原作もまあまあだし、フランスの田舎町の風景も美しく、演技も良いのですが・・・

ケイト・ブランシェットがどうしてもタイプでない。。

だって、馬面。

ファンの人、ごめんなさい。

それが気になってしまって、いまいち入り込めなかった。

西洋人から見ると美人てことなのだろうか。

以下ネタバレ含む

あとストーリー的に結局ユダヤ人は死ぬしかないのかってのも、それが史実なのかもしれないけど、よく知られていた状況をいまさら映画にしたかんじで、それ以外はケイト・ブランシェットに感情移入でもしないと、面白くない。最後のタイプした紙を渡すところはなるほどと思ったけど、それだけでは映画の時間を考えるとちょっと弱い。



ということで、普通なら☆3つだけど、フランスの風景が美しいので☆1つプラスで4つ。




テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

☆☆☆☆ | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME | NEXT